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池上彰の経済教室 第2回 まとめ 機会費用 行動経済学 アベノミクス [池上彰の経済教室]

 
池上彰の経済教室 第2回
経済とはそもそも何か その2

講義 池上彰

誰しもいつも経済活動をしている。
無意識のうちに様々な決断をしている。

●機会費用
 ある行動を選択することで失われる
 他の選択肢を選んでいたら得られたであろう利益

例:池上講義にいく デートに行く バイトに行く
  池上講義を受けに行くことによりデートに行って楽しむこと、
  アルバイトに行きお金を稼ぐことを犠牲にしている

例:大学に行かずに就職して働くこともできた
  稼げるはずのお金を損した


●経済学という学問も変わってきた。

昔:マルクス経済学 近代経済学

今:マクロ経済学 ミクロ経済学

マクロ経済学
 国家、国民、市場といった大きな視点から経済のメカニズムを研究する。

ミクロ経済学
 人や企業などの個別の経済活動から市場のメカニズムと景気の状況を分析する

モデルをもとに考えている。
需要曲線と供給曲線が交わるところで値段が決まる。
その前提として、人間は必ず合理的に行動する。

現実には人間は合理的に行動できない

例:最初に7万円の腕時計を見ると高いから買わない。
  200万の腕時計を見た後7万円の腕時計は安く感じて買ってしまう。

例:1000円と2000円のうな重がある場合、1000円のうな重を買う。
  1000円と2000円と3000円のうな重がある場合、2000円のうな重を買う。

過去の経済学は人間は必ず合理的に行動すると考えていた。
今は行動経済学、人間の心理や感情に則した分析を行う経済学。

●アベノミクス
 ①大胆な金融政策
 ②機動的な財政政策
 ③成長戦略


量的緩和政策
 金融市場の資金量を増やすこと
 日銀による資金供給で金利が低くなる
 具体的には銀行の保有する国債を日銀が買い上げる。
 日銀がお札を刷って国債を買い上げ銀行に現金を供給する。

 世の中の現金が増えれば円の価値が下がり円安が進む。
 プロの投資家は予想し円を売り円安になった。

経済学での「期待」は予想を意味する。

 円安により輸出産業の利益が上がり株が上昇する。
 高級品が売れだした。


国債を発行して公共事業を行う。
 カンフル剤を打っているようなもの。


本当に体力をつけて元気になるためには成長戦略が欠かせない。


期待に働きかけるという経済学の新しい学説も含んでいる。

オフィシャルサイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/ikegami_k/

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