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臨死体験の謎 脳科学の最前線 立花隆 [ドキュメンタリー]

 
NHKスペシャル

立花隆 思索ドキュメント 死ぬとき心はどうなるのか


第1章 臨死体験の謎

・臨死体験者をした脳神経外科医の臨死体験時の記憶
脳が心、意識を生み出す。
脳が機能しなくなれば心も消える。
脳幹も損傷し脳波は観測されなくなった状態の
7日の間に臨死体験をした。
無数のチョウが飛び交い、神聖なものがいる場所にいる記憶があり、
脳が働いていない時に経験した。
意識は脳でないところで作られる。

・生後1か月の男児
インフルエンザをこじらせ昏睡状態となる。
親は生死の境をさまよったことを伝えていないが、
2歳になり病院で自分が死んだことを話し始める。
自分の体を離れ医師や母親の姿を見ていた。
本当に起きた事ばかりを話した。
薬で眠らされているのに記憶していることは医学的にはあり得ない。


第2章 臨死体験を科学は解き明かせるのか

ネズミの脳に直接電極を入れて死ぬ時の脳の動きを調べる。
心停止を起こし脳深部の脳波を調べた。
心停止後4秒後も微細な脳波が確認された。
従来は心停止後、血流停止により脳停止すると考えられていた。
臨死体験も脳が活動しているのではないか。

てんかん患者の脳の角回を電極で刺激すると宙に浮いた感じがした。

ベッドに人形が横たわっており、隣のベッドに立花さんも横たわっている。
人形から見えている視覚を立花さんも見るようになっている。
人形の足が触られるのを自分の体が触られていると錯覚するようになった。
脳が作り出す世界に生きているようなもの。

MIT利根川進センター長
フォールスメモリー(偽の記憶)をネズミに植えつけられるか実験している。
ネズミを安全な部屋に入れ安全であると確認させる。
別の部屋に入れ安全な部屋の記憶を思い出させた状態で電気ショックを与える。
安全な部屋でも恐怖を感じるようにできた。偽の記憶を作れた。

実際に旅行で体験した写真の中に、体験していない写真を入れて被験者に見せる。
人間も偽の写真を見せられ質問をされているうちに行っていない旅行に行ったと思う。


第3章 心はどのように生まれるのか

心の一部である意識
感覚、感情、行動、記憶など脳には多くの機能がある。
機能を1つに統合するのが意識=自我

人間の意識はクモの巣のように複雑に絡み合ったようなもの

起きているときと寝ているときを比較すると
起きているときだけ複雑なつながりをしている。

統合情報理論
脳内に膨大な情報があり、それがつながったものが意識

意識の大きさをあらわした数式
神経細胞の数が多くつながりが複雑であるほど意識の量が多い。
人間100兆個の神経細胞でできている。
機械でも意識を持った機械を作ることもできる。


最終章

臨死体験 人はなぜ死を感じるのか。
最後の瞬間神秘体験をする。
全知全能の大いなる存在を感じる。

この体験は脳の奥深くにある辺縁系で起こる現象。
本能に近い現象。白昼夢のようなもの。
意識と現実の間に作られる。

科学は仕組みを追及するもの。なぜその仕組みがあるのかはわからない。

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